なぜ公務員から転職を?
結論からいうと、将来に不安を感じたからです。公務員ってクビにならないし、給与も安定してもらえて将来の不安とは無縁なんじゃないの?とほとんどの人は思うでしょう。確かに、1年目からそれなりに給与は高かったし、有給もボーナスもかなり多くもらえていました。では何に不安を感じていたのか?当時不安に感じていたことがいくつかあるため、箇条書きにしてみました。
- 幅広く重宝されるスキルが身に付けにくい。
- 評価基準が年功序列であるため、やりがいが少ない。
- 副業ができないため、人生の選択肢の幅が狭まる。
- 尊敬できる人がいない。
①幅広く重宝されるスキルが身に付けにくい
例えば、教師や警察官が転職をしたいとなった時に、そこで培ったスキルが民間企業で生きていくかといわれるとイメージしずらくないですか?
②評価基準が年功序列であるため、やりがいが少ない
自分の仕事を効率よくやろうが、サボろうが年功序列で徐々に給与は上がっていくため、モチベーションがなかなか上がりませんでした。
③副業ができないため、人生の選択肢の幅が狭まる
副業が禁止であるため、新たなスキルを身に付けても意味がないというマインドになってしまい、選択肢がどんどん狭まっていってしまいます。
④尊敬できる人がいない
正直これが一番大きかったかもしれません。職場の上司というのはいわば、自分の将来像、この仕事を続けていたらたどり着くであろう未来の一例です。その中に、この人のようになりたいという人がいないのは正直ものすごく不安でした。
どのように転職した?
僕は転職エージェントを利用して転職活動をしていました。YouTubeで転職活動について調べたときに、転職エージェントがおすすめ!という動画を見てとりあえず使ってみました。実際使ってみた感想としては、「めっちゃいい!」です。転職エージェントは、企業の求人情報が見れる他、自身の担当のエージェントさんが企業情報について直接企業に聞きにくいようなことを追加で教えてくれたり、職務経歴書の添削や、面接対策を行ってくれます。これらのサービスが無料で受けられるため非常に便利です。新卒で公務員になった僕からしたら、不安だった職務経歴書の作成や、面接を手伝ってくれるのはものすごく助かりました。
なぜ人材会社に転職した?
正直にいうと、転職しようと決めたはいいものの、やりたいことが見つかりませんでした。そのため、いつかやりたいことが見つかった時に幅広く使えるスキルが身に付く環境で働こうと思いました。では、幅広く使えるスキル=「市場価値の高いスキル」ってどんなスキルなのか?それを考えているときに思ったのは、求人サイトに高い年収で募集している人材=市場価値の高いスキルを持つ人材なんじゃないかと考えました。僕はとりあえず高い年収で募集をかけている求人の必須経験を調べました。すると、専門的なスキルを除くと、「法人営業経験とマネジメント経験」の二つをあげている企業が多いことに気が付きました。そのため、次転職する企業は、法人営業で、マネジメント経験も早く積めるようになるべく小規模の成長中の企業に転職しようと考えました。以上の条件が満たされていれば正直人材会社でなくてもよかったといえばその通りです。ただ、人材会社は様々な業界に触れることができるのでやりたいことを見つけることにも役立つかもしれないとは思っていました。
転職してよかった?よくなかった?
結論からいうと、よかったです。転職が成功か失敗かはゲームみたいに別のエンディングが見れない限りわからないと思います。ただ、転職をしたことによって、僕の意識は確実に変わりましたし、前に進もうという成長意欲が生まれました。それは転職する前はなかった気持ちなのでその気持ちが持てただけでも転職はしてよかったと思っています。